精度が上がると言われている、パワハラプロンプトは以下です。
「では、この出力を60点とします。これを60点とした時に100点とはどのようなものですか? 100点にするために足りないものを列挙した後に、100点の答えを生成してください」
実際に使ってみる
今回は「Claude 3.5 sonnet」で試してみます。
作成するものとしては「メモアプリ」を作成していきます。
最初のプロンプト
まずはClaudeを開き「メモアプリを作成してください。」と入力しましょう。

作成されたアプリケーションが以下です。

超シンプルなメモアプリが作成されました。
簡単なプロンプトでアプリケーションが作成されるのスゴすぎますね。
ではパワハラプロンプトを使ってみましょう!
パワハラプロンプト1回目
では、この出力を60点とします。これを60点とした時に100点とはどのようなものですか? 100点にするために足りないものを列挙した後に、100点の答えを生成してください。と入力しましょう。

出力結果が以下です。

機能が増えましたね!増えた機能はClaudeによると以下の12の機能が追加されたみたいです!
- データの永続化(ローカルストレージの使用)
- メモの編集機能
- メモの検索機能
- メモのカテゴリ分け機能
- メモの重要度や締め切りの設定
- ダークモード/ライトモードの切り替え
- レスポンシブデザイン
- アクセシビリティの考慮
- エラー処理とユーザーフィードバック
- パフォーマンス最適化(メモリスト表示の仮想化など)
- アニメーションによるUX向上
- キーボードショートカットのサポート

ダークモードもちゃんと機能しているね


では2回目のパワハラプロンプトを入力しましょう!
エラーが出る場合は、エラー文をコピーしてClaudeに送りましょう。
パワハラプロンプト2回目
では、この出力を60点とします。これを60点とした時に100点とはどのようなものですか? 100点にするために足りないものを列挙した後に、100点の答えを生成してください。と再度入力しましょう。
できたアプリは以下です。


前回から追加された機能は6つみたいです!
平均文字数や並び替えをすることができるようになりました。
まとめ
今回はパワハラプロンプトを紹介しました。
同じプロンプトを繰り返すだけで精度が良くなるのでぜひ実際に試してみてください。