今日はDifyについて解説するよ
Difyとは?
簡単にいうとノーコードで生成AIアプリケーションを作成できるオープンソースのソフトウェアです。
これまで、生成AIアプリケーションを作成するには、大規模言語モデルの拡張機能を効率的に実装できるライブラリ「LangChain」などを使用する必要がありました。
さらに、「LangChain」はPythonやTypeScript(JavaScript)で提供されているため、プログラミングの知識がないと生成AIのアプリケーションを作成するのは難しい部分がありました。
Difyを使うことで、エンジニアではない人もノーコードで、生成AIアプリケーションを作成することができるようになりました。
誰でも簡単にチャットbot等のアプリケーションを作成できるようになりました!
以下リンクからDifyの公式ホームページに移動することができます。
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Difyの特徴
では、実際にDifyの特徴について解説していきます。
1. オープンソースのソフトウェアである
Difyはクラウド版とオープンソース版の2種類が用意されています。
エンジニアでない方でも、クラウド版ですぐに使うことができます。
また、オープンソースであるため、自社のサーバー上や契約しているクラウド上に置くことで、セキュアな環境で使用することも可能です。
Dockerのイメージが用意されていますのでGitHubのリポジトリからダウンロードし、docker compose up -d と入力するだけですぐ始められます。
2. 利用料金がほぼ無料
Difyは基本的に無料で使うことができます。
また、有料プランも用意されており、有料プランにすることでより高度な機能やサポートを受けることができます。
Difyの無料プランで基本的な操作や機能を理解した後、必要に応じて有料プランに移行することで、より効果的にDifyを活用することができると思います。
各プランの特徴を把握し、プロジェクトの規模やニーズに応じた最適なプランを選択してみてください。
3. 複数のモデルが使用できる
Difyでは、OpenAIのGPTやANTHROPICのClaudeはもちろん、その他さまざまなモデルにアクセスすることが可能です。
また、さまざまなモデルを簡単に切り替えられたり、同時に試すことも可能です。
モデルを簡単に比較できるのは嬉しいですね!
4. ナレッジ機能
DifyではRAG (Retrieval-Augmented Generation)を用いたチャットボット等を簡単に作成することができます。
ナレッジはドキュメント(TXT, MARKDOWN, PDF, HTML, XLSX, XLS, DOCX, CSV, EML, MSG, PPTX, PPT, XML, EPUB)やNotionに対応しています。
※今後Webサイトもナレッジ登録できるようになる予定
検索方法(全文検索やベクトル検索)やチャンク設定を設定することもできるため、自由度の高いRAGを用いたアプリケーションを作成することができます。
5. 直感的なユーザーインターフェース
直感的なインターフェースで、以下の画像のように機能ごとにわかれたカードを組み合わせることにより、簡単に生成AIアプリケーションを作成することが可能です。
また、バックエンドでチャットボットを作成すると自動的にフロントエンドのWebアプリが生成されます。
Overview画面にあるPublic URLをシェアすると、簡単にチャットボットを公開することができます。
初心者でも簡単にアプリケーションを作成できます!
6. 驚異的な開発スピード
Difyはオープンソースながらも、コアの開発チームがついていて、週に1回の頻度で新しい機能をリリースしています。
どんどん新しい機能が追加され、使用感・機能が増していってます。
正直はやすぎてえぐいです…
Difyの登録方法
以下の記事でDifyの登録方法を解説していますので参考にしてみてください!
※5分程度で完了します
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はDifyについて解説しました。今後Difyの具体的な使い方や凄さについて記事を追加していく予定です。
ぜひ参考にしてみてください!